知ってほしい事

仕事の流れ

家は買うものではなく造るもの。一生の住まいとなる場所を実現するために、丁寧に仕事を進めています。

お問い合わせ

メールや電話でお気軽にお問い合わせください。こちらからしつこい営業をすることはありません。

面談

私たちの仕事にご興味を持っていただけましたら是非一度事務所へお出かけください。
住まいに関する夢や希望をお話いただき、こちらからは住宅を設計するうえで大切にしていること、考え方、スケジュール、設計料などのお話をさせていだたきます。ざっくばらんにお話できれば、と思っています。

設計依頼の検討

ご家族の大切な家を一緒につくれるか、ご検討ください。
価値観や相性も大切なものと考えています。

設計監理契約

設計監理業務について重要事項説明を行った後、設計監理契約となります。

基本設計

ご要望、敷地条件、法規などをあらゆる方面から検討して基本設計図を提案し、対話を大切にして進めてゆきます。

実地設計

基本設計から具体的に施工できる内容に高めてゆき、同時に計画内容にふさわしい工務店に見積を依頼します。

確認申請

着工に必要な法的手続きを進めます。(文化財包蔵地の場合などはもっと早くから手続きを進めることもあります)

施工請負契約

工事金額、内容が確定したら施工する工務店と工事契約を直接結んでいただきます。設計事務所は監理者として記名捺印します。

現場監理

工事期間中は第三者の立場で現場が設計通りに進んでいるかチェックします。

完成、引渡し

検査機関による完了検査、設計事務所の検査を経てお引き渡し、となります。

一年点検

一年後に設計者・施工者で点検を行います。その後も住宅をご縁に末永いお付き合いをさせて頂ければ、と考えております。

設計料

設計監理費の目安は工事費の13%〜15%程度ですが工事費と連動していません。設計内容によりその都度お見積を提出いたします。

上記、仕事の流れを経て実現された住まいの数々を、「設計施工事例のページ」でも是非ご覧下さい。


設計の違い

新婚二人のための住宅

 

「H邸〜建売住宅の設計を建築家に」レポート:環境建築研究所

H夫妻は30代(1才の女の子1人の3人家族)。建売り物件をみつけ立地が良いので購入を決めましたが、建築に不安があり設計を建築家のアドバイスで切り離すことに。幸い、設計・監理に第三者が入ることに工務店の同意が得られこのプロジェクトはスタートしました。

 最初の問題は、宅地の地盤の強度評価が甘かった点です。今回のケースでは、別枠で予算をとり地盤補強をすることに決定。建物の仕上げは、工務店の設定では、合板の床、シート貼りの枠・建具、ビニールクロスの壁・天井になっていましたが、小さいお子さんがここで育つことを考えて、床はムクのフローリング、壁は珪藻土の塗壁、天井はビニールクロスとしました。建具はムクの既製品、一部ペアガラス、シロアリ防除剤も安全性の高い仕様に変更しました。

 

そして何より大きく変ったのは、間取りレイアウトです。元の設計の問題点を見事に解決、総床面積23坪弱ながら、ゆったりとした空間ができています。施主にとっては一生の買い物!「取りかえしがつかなくなる前に建築家に相談して大満足の結果」となりました。


建築家の守備範囲

建築家に土地のことも相談してみませんか。家を設計することだけが建築家の仕事ではありません。土地・家屋には、それぞれ大切な思いがあり、その状況も様々です。建築家は専門知識を持ち直接の利害関係が無いからこそ最善の解決策を見つけられます。住まいに関するあらゆるご相談お受けいたします。

一つの敷地に自宅とアパートが建っているケース。ご相談者は母屋部分を売却してアパートの一室を自分たちの住まいにしたい、というものでした。すでに某信託系不動産会社と売却の話を進めていましたが、私が全体を見渡すとその分割売却は違法であることが判明しました(図1)。違法状態の建物を売りに出しても業者に買いたたかれるだけで当初予定していた売却益を得ることはできません。最終的にはこのケースでは1/4の敷地を売却、1/4にアパートを建てて二次相続(注)に備えることにしました(図2)。このように土地・建物の問題はあらゆる方面から多角的に解決策を探ることが大切です。時には土地を売却しない方がいいケースもあります。(注):二次相続とは、例えば父親が亡くなり、父親の財産を母親と子どもで相続をしたとします。その後、母親が亡くなり、母親の財産を子どもが相続するようなことをいいます。

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